『RIZIN26』 バンタム級タイトルマッチ堀口vs朝倉海 ハチャメチャ痛いぜカーフキック。朝倉未来とマイクブラウンの名参謀対決 朝倉海の敗因はなんだ!?
皆様お久しぶりです!
あのころ(三年前)から時は経ち
僕も今や社会人。
ミュージシャンやってた僕が今やボクシングのプロテストを
控える仰天転身ぶりです。
サッカーの記事を趣味で書いていましたがここからは
格闘技についても書いていこうと思います。(方向性のブレがすごい)
三年もたってるからまぁいいでしょ!!
ということで書いていきます
2020年最大!否!日本MMA史上最大のタイトルマッチ!
カッコイイ、、、、
絵になる男たちの戦いです。
戦前の筆者の予想はズバリ
堀口勝ってくれぇでした、、、、(ただの願望)
強さの象徴こと堀口が敗れた前回の試合では終わった瞬間泣きそうでした。
今回はどうなったのか見てみましょう!!
試合開始
ゴングが鳴らされ開始早々朝倉の右フェイントに
素早くスイッチして反応する堀口
そのあともフェイントの掛け合いでレベルが凄い。
朝倉選手が右回りしていく中で堀口のカーフキックが入る
カーフキックです。
この試合を決定したもの。堀口恭司の用意してきた朝倉対策。
今や日本で大ブームとなっているカーフキック。
ここでご本人さまが解説をしてくれてますのでお時間ある方は是非
朝倉海は右回りが得意なイメージがあります。
ボクシングでも最近流行りの歩くように右に回る試合展開。
実際にやってみると右足に体重が乗っている時間が長いし相四つでは前手の攻撃をいなしやすい印象。(あくまでも自分のやってみた感想です)
堀口は基本的に前手を相手に押し付けて右のスイングっぽいパンチを当てていくスタイルだと思ってますのでそれに対応出来る&得意の右も出しやすい。
朝倉海にとっては良い立ち回りかと思います。
しかしこのカーフキックは完全なる想定外。
あんなに遠い間合いから蹴りを当てるのは流石堀口としか言えない。
朝倉海も出入りが早く蹴りを出してもバックステップで対応できそうなものだが出来ず
何故か??
カーフキックを蹴るときですが堀口は
①右回りするときの右足の着地
②ステップインのフェイントをかけて
朝倉海がカウンターの右をセットした瞬間
この2つのタイミングで蹴りを出していたと思います。
そしてカーフの後のフォロー
必ず堀口は蹴り終わりに手をパーにして顔を覆いガードを固めています。
たとえ右のパンチを出せたとしても蹴りを当てていればバランスを失ったパンチ+強固なブロックと朝倉の右ストレート潰しは完璧だったかと。
実際にこの写真では左フックを放っていますがバランスを崩しガードの上と堀口はノーダメージ
そしてテイクダウンを嫌ってか
朝倉海はこの試合いつものアップライトな構えではなく少しクラウチング。前傾姿勢っぽく構えていました。
これもカーフを当てやすい要因かと思います。
何枚も上手な堀口に朝倉海は終始翻弄されて最後はクリンチ際のパンチに踏ん張れずダウン。パウンドでフィニッシュ。
全てシナリオ通りって訳です。
恐るべしマイク・ブラウン。
ATTのプライドとでも言うべき完璧な試合運び
一方で朝倉の兄貴。
序盤〜中盤は左からボディ。
カーフを当てられてからは早いパンチをまとめて前に詰めろとの指示。
結果論ですが
あの距離設定をされると普段打てる強いボディも打てないかと。焦って前に出ればカウンターの餌食になりますし。そもそも朝倉海はミドルレンジでの蹴り・真っ直ぐなパンチを使った攻防が得意なイメージ。
綺麗なボクシングって感じ。
近距離戦でガチャつかれるのは得意ではない気がします。朝倉海vsマネル・ケイプ2を見た感じだと。
どちらかと言うと遠い間合いをカーフに注意しながらキープ。じれて相手が出てきた所を右ストレートと前回の試合の再現を狙うくらいしか
勝てるイメージが湧きませんでした。
強引に詰めてグラップリングに持ち込んでも正直堀口の方が上手でしょう。
想像以上にあった両者の差。
皆んなが忘れていた堀口恭司と言う男の強さ
ご覧になってない方は是非RIZINオフィシャルチャンネルにて試合動画を
見てみてくださいな。
Full Fight | 朝倉海 vs. 堀口恭司 2 / Kai Asakura vs. Kyoji Horiguchi 2 - RIZIN.26
最後に試合後の両者コメント
堀口恭司選手
朝倉海選手
両者共にナイスファイト!
さらなる激戦に夢は膨らみます!!
今日はこのへんでさよならです!!